この本を読むきっかけについては、会社の同僚とランチに行った時、これからインドネシアが来るという話をしていた時。
政治の民主主義度と一人当たりのGDPの話の引き合いに出されていたのがこの記事でした。（この記事はすぐ読める記事ですので、おすすめです）
日本の GDPはもう何十年もずっと上がっていないのは聞いたことはあっても、一人当たりのGDPという概念は考えたこともありませんでした。一人当たりのGDPで見るとそこまで日本は高くないのです。
中国は世界第２位のGDPであっても人口で割ってしまうと、日本よりさらに低いのです。
でこれを書いた人の本です。
GDPとかは関係なく、本書で語られるのはチェーンストアの話です。具体名は挙げられてませんがコンビニとかドラッグストア、レストランですね。
業績=戦略*実行力
であると明確な指針を出し、その上で、100点の戦略を出すことは難しいが、100点の実行力を出すことはできるし、そうすべきとして、実行力を100%にするための施策が書かれています。
実態としては本部を出した指示を、店舗が実施してくれない。
まあそうですね。会社でも、上の指示を社員が忠実に実行しているかというとそうではないものですね。
なんでそんなことやらなきゃいけないの？と、ぼくも無視したことがありますが。。。
実行力を100%にするには、本部は明確な指示を出しているか、報告をチェックしているか、どれくらい期限内に指示をこなしているか実行力を指標化して評価するといったことを本書では紹介しています。
