三井住友銀行のデザイン、よくできているなという興味から読みました。
これまではデザインについては外注に依頼しているところから、社員としてデザイナーを入れようというところから、著者たちの活動が始まります。
そこからデザインチームを立ち上げていく。
デザイン的なテクニックより、まずは企画に顔を出し、銀行の業務を整理して理解して、会社の信頼を得ていく。そうすることで相談されることが増え、仕事が増えていく。
上司の理解や社風によるところもあるのですが、ここから始めて、アプリのリニューアル、デザインシステムの構築をしていく。
チームを拡大のため、採用するためにnoteという形で活動を広めたり、イベントに参加する。
本書は薄くてサラッと書いてあるので簡単に思えてこれってすごいことだと感心します。
ぼくもこうした新しいチームの立ち上げに関わったことがあったのですが、最初のとっかかりの時点でうまくいきませんでした。