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中途採用で面接がうまく行かなくて落ちたなんてくよくよ悩まなくていい

転職エージェントを使って、転職活動した頃、面接の練習なんてしたことがあります。

面接に向けて

自分を出し切ってください

なんて言葉をかけてもらったことがあります。

ただ、採用側に立った時、面接でうまくいく、うまくいかないなんてないんじゃないだろうかと思うようになりました。

入社後、社長にあの時のあの言葉で採用を決めたと言われたことのある自分ですが。

それでも、たまたま上手い切り返しができたから採用につながったなんて、採用面接にしてはならないでしょう。

自分も応募側としては、入りたい会社であれば、入ってから考えるから何とか引っ掛かってくれというのが本音です。

ただ、採用側に立てば、ただ入ってもらうことより、入って活躍してもらって少なくとも1年と試用期間の3ヶ月は働いてくれないとならないよな、と思います。

以前の職場で、入ってはすぐ辞めていくという状況を見てきたので、そういう採用はしてはならないよなという教訓があります。

中途採用の面接というのは、経歴に書いてある内容を掘り下げ、どんな方であるかを確認して、お願いしたい業務にマッチしそうな人であるかを見極める場なんじゃないでしょうか。

能力とかは実技試験とかで見た方が確実でしょうね。

受け答えとかは普段のコミュニケーションで養えるものです。

業種によりけりですが、突拍子もない質問をして、その反応を見るような場ではないでしょう。面接はオーディションとは違うでしょう。

転職活動の本に書いてある面接のテクニックを身につけたところで、それって仕事に活かせることなのかなとも思いますし。

とはいえ、事前に会社情報と募集要項をチェックして、自分のこういうところが活かせるんじゃないかという話をするのはいいんじゃないかなと思います。

転職活動で、あの時の受け答えがよくなかったのかなあとかくよくよ悩んでいたあの頃の自分ががもったいないです。

以前の職場で、採用マニュアルみたいなものがあり、こういう基準で見ろなんてことが書いてありました。

内容はさほど大したものではなく、そんなもので、応募者のことなんてわからないし、判断はできないだろうというのが僕の感想でした。

採用はもっと曖昧で複雑です。

他の応募者との応募状況や、在籍している社員、声の大きい人の意見、諸々の要素によって採用が決まります。

その場限りの面接で、その人の全てがわかるはずはありません。本当は採用すべきだった人が見逃されることも大いにあり得ます。

不採用になっても、自分には合わなかったのだなと切り替えた方が良いです。まあ、そう切り替えられないから悩んでしまうのですが。