より良いエンジニアを目指して

1日1つ。良くなる!上手くなる!

読書感想「リストの魔法」

仕事と自分を変える 「リスト」の魔法 (角川書店単行本)

  • 一度作業の集中力が完全に途切れてしまうと、元通りの状態に復帰するまでに平均で23分と15秒がかかる
    • こうした割り込みに対して、ペンディングリストという、懸案事項をいったんメモしておく場所を、やることリストとは別に作る。それまでやっていた作業をいったんセーブするためのメモを取る。
    • 1枚の紙に描かれた線の左側はいま集中するべきやることリスト、右側は割り込みで入ってきたタスクを書き込むペンディングリストといった形でメモをとる
  • 私たちの頭脳は複雑なタスクを分解して整理できるほどの高度な能力をもっていますが、逆に何度念押しをしても玄関から外に出るときに財布を忘れてしまうほどにはどうしようもない一面ももっている
    • 「大事なのは、仕組みによってこの頭の悪い部分を、頭のよい部分につなげてあげることなのだ」とマン氏は言う。タスクに対する通知は、まさにそうした仕組みといっていいのです。
  • ブレインダンプは頭の中で気になっているタスクや周囲のやりかけの作業をすべてリストに書き出し、頭が空の状態でネクスト・アクションに集中するという手続きを踏む。
    • ブレインダンプはこのようにタスク管理にも利用できますが、さらに広く、あなたの人生でいま生じている不安の解消や、漠然としていて言葉になっていない将来への希望を可視化するのにも使える。
  • 情報量が多いことよりフィルターの失敗が問題
  • 批評眼は過去の経験から得た情報に個性があるからこそ、その立場からしか言えない言葉あるという状態
  • 誰もが同じように受け取れる情報にそれほど価値はない。そこに新しい意味を見出せる人だけに勝ち取れる言葉がある、新しい批評の時代に私たちは生きている。
  • 自分自身を言葉で説明することには大きな意味がある。それは他人の人生や考え方に沿って生きるのではなく、自分の人生を、自分で考えて生きることにつながる。
  • さいごに。必ず目の前に一つのリストがある