私に世界を救うための時間が1時間だけ与えられたとしたら、最初の55分を何が問題かを発見するために費やし、残りの5分でその問題を解決するだろう
冒頭に引用されたこの言葉は、アルバート・アインシュタインが語ったとされる言葉です。
本書では「問い」を持つ大切さとその「問い」を見つける方法を教えてくれる本となってます。
問いで身につけられること
- バラバラの情報がひとまとめになる
- 物事の核心がつかめ、時短につながる
- 異なる物事がつながり、発想が広がる
- 状況が変わる
- 感情に流されず、人間関係がうまくいく
- 行動の優先順位がわかり、自分が変わる
問いの方向
- 根本を問う
- 未来志向の問いである
- 枠を外す
- 「本当の声」をインスパイアする
根本を問う「問い」
- Where 「どこに問題があるの?」
- Why 「なぜ、そうなってる?」
- How 「どうするのがいい?」
仕事で使える「問い」リスト
いつも持ち歩くべき「問い」
- 今集中すべきもっとも重要なことは何か?
- 何をいつまでに達成したいのか?
- そのために、今何をするか?
- そもそも、どうか?
- つまり、何?
- なぜ、そうなのか?
- 本当にそうか?
- これを、何かのチャンスにできないか?
- どうしたら、この状況から抜け出せるか?
- これにはどういう意味があるか?
根本の問題を問う
- そもそも、なぜこういうことが起こっているのか?
- 今一番気になっていることは何か?
- どこに問題があるのか?
- なぜ、そうなっているのか?
- どうするのがいいのか?
枠を外して可能性を広げる「問い」
- 本当に大事なことは?
- 本当にそうなの?
- 〇〇で●●はできないか?
- これもありなのでは?
- 何でも出来るとしたら、何をするか?
- そう思う前提には、どんな思いがあるか?
うまくいかない時
- いつからうまくいかなくなったのか?
- そもそも自分たちはどうしたいのか?
- 本当にそれが大事なことなのか?
- この危機で私たちはどう変わルカ?
- これをどうしたらチャンスにできるか?
- どうしたら、この状況から前に進めるか?
- これにどんな意味があるか?
未来志向の「問い」
- どんな未来を達成したいか?
- そうなるために、今何をしたらいいのか?
- 変化を起こすことを止めているのは何か?
人を動かす「問い」
- そのやり方をしたのはなぜ?
- それは本当に大事なことか?
- 現状をどう思っている?
- 何が結果を出すことを止めてしまったのだろう?
相手の発想を変える「問い」
- 今、何にモヤモヤしていますか?
- 何が一番気になっていますか?
- あなたはどうしたいですか?
- 理想は何ですか?
- それは本当に大事なことですか?
- 大事にすることで何が生まれますか?
チーム力を上げる「問い」
- 今、何を思っていますか?
- 自分たちは、そもそも何をアウトプットしたかったのか?
- 何のために、やっているのか?
- メンバーの良さはどういうところにあるか?
- みんなの力をどう使うのがいいのだろうか?
- 今のチームの雰囲気をどう思う?
- 今、チームに何が起こっているんだろう?
悩みをなくす「問い」
- 何を大変と感じているのだろう
- なんでうまくいっていないと思っているのだろう?
- それは本当に大事なものだろうか?
相手のインセンティブ知る「問い」
- 最近、何に一番関心がありますか?
- 最近、心を動かされたことは何ですか?
自分を変える「問い」
- 自分を止めているものは何か?
- それは大事なことなのか?
- それは本当に必要なのか?
人生の質を上げる「問い」
- 自分が大事にすべきことは?
- 自分がお金を積まれてもやらないことは何か?
- どんな想いからやっているのか?
- あなたが選びたいのはどんな未来ですか?