より良いエンジニアを目指して

1日1つ。良くなる!上手くなる!

読書感想「ステップアップのためのソフトウエアテスト実践ガイド 」

テストの主な目的

  1. バグを見つける ... あらゆる開発フェーズで盛り込まれるバグを検出する
  2. 動作の確認 ... 正しく動作することを確認する
  3. 品質の保証 ... 製品の品質目標が満たされていることを保証する

テストツールに振り回されるな

ベンダーの宣伝文句を上層部が鵜呑みにして、現場で発生する問題。

ぼくも経験があるのですが、これ、本当になんとかして欲しいんですよね。

  1. コードが書き変わるたびに手を入れる必要がある
  2. 以前から使っているが、誰もメンテナンスできない
  3. 担当者が変わるたびに、同じようなツールが作られる
  4. テストツールが使いづらい/見にくい

テストエンジニアの素質

  1. 体力に自信があること
  2. 忍耐強いこと
  3. 素直だが、ひねくれていること
  4. 好奇心旺盛なこと

ぼくとしては忍耐強いこと、好奇心旺盛なことは大事だなと思います。

不具合を見つけるのが上手いテストエンジニアの方は、執念に近いものを感じます。

そこまでやる!?ってぐらい操作します。

普通だったら十分触ったかなーって終わってしまうのですが、こういうこと、まだ出来ますと操作をしてくれるのです。

そして筆者によると女性の方が向いている、と。ぼくの知っているそのテストエンジニアの方は確かに女性でした。

テスト実行の乗り切り方

  1. 夜間は眠くならないように好きな音楽を聴きながらテストをする
  2. 単調にならないように、一定間隔でわざとテスト構成を変えるようなテストの流れにする
  3. テストケースを順番通りに実行するのではなく、単調とならないように、あえて実行順序を変える
  4. 単調なテスト作業が特定の担当者に集中しないようにする。
  5. つまらないテストは複数のエンジニアで同時かつ一斉に実行する
  6. テストの確認項目はできるだけチェックリスト化して確認漏れを防ぐ
  7. テストでどれだけ手を抜けるか、考えながらテストする