頭を使うことを認知コストと呼び、どんな些細なことでも脳はエネルギーを消費していて無限ではないのです。
この観点から
- 時間の使い方
- 仕事のやり方
- 仕事の環境
を考えていく必要があるそうです。
時間の使い方
- 活発になるのは起床から4時間後・11時間後。低下するのが8時間後と22時間後
- 午前中は眠くない、午後に眠気があり、夕方が眠くない、夜眠くなる。
- 起床から4時間以内に光を見て6時間後に目を閉じ、11時間後には体を動かして体温を上げる
人間の生体リズムは平均24.2時間。24時間より長い人が多いので、朝は寝坊しやすく、夜は夜更かししやすい。そこで日光でリセットする。
- 朝起きたら窓から1m以内に入る
ベランダに出れば1分以内でリズムが整う
眠くなる前に目を閉じる
- 6-30分がベスト
- 「○分後に起きる」と3回唱える
座ったままではなく、机に突っ伏したり、寄りかかるのが良い
もっとも活発になる夕方には絶対に眠らない
体を動かせば深部体温のリズムを強調できる
生体リズムは月曜日の朝に負担がかかる
- 1週間の仕事を終える金曜日を「1週間の始まり」と位置付けて次の週の仕事に少し手をつけておく
心拍数が高ければ緊張や負担が高いサイン。休息を増やしてみる。
出勤したら最も重要な仕事に手を付ける
- 朝、メールチェックに割くのはもったいない。
生産性を上げる仕事のコツ
- やることリストを作るよりやったことリストを作るほうが目指すべき方向に見合っているかわかる
- 空腹を使って記憶力を強化する
- 忘れるノートに書き出して忘れることで脳の高いポテンシャルを維持する
- 脳は休暇でも働いてしまう。手作業に没頭することで頭がスッキリする
- XXを何分で終わらせると宣言してみる
仕事の環境
- 何かをやるよりやらないようにする方が脳はエネルギーを使う。整理整頓して、認知コストを下げる。
- 立って作業をすると余計なことをしなくなる。
- 入力->ぼんやり->出力という作業を1セットにして配分するのが最も効率が良い。
- 一つでもわかったことを呟いて、ポジティブな気持ちになる
- 自分の行動を客観的に振り返り、誰でも出来るように標準化する。
- ビジネスパーソンは退職すると決めてから、退職するまでの期間が一番捗るという経験をしている。
- 緑の香りをかいでいると体への負担が減る。
- まばたきが減るとひらめきが減る。ディスプレイを見るのを減らした方が良い。
- 紙の作業は両手が使える。邪魔が入らない。
睡眠は脳を回復させる
- ベッドの上でスマホを扱わない
- 眠くならないうちにベッドに入らない
- 快眠は睡眠時間を揃える