一人は大学卒業後に大手企業に就職、一人は大学卒業後に自ら起業。そんな二人の話で物語は進みます。
どちらが幸せになれると思いますか、というくだりから始まりますが、だからといって起業した方が幸せになるという話にはなっていません。
どちらかというと大手企業に就職したターくんの方がみどころになります。
夢を持つこと
印象的な発言に溢れている本でした。
- 「さあ、ミスター・シバタ。まず君が、これから日本をどんな国にしようと考えているのか、聞かせてくれ」
- 「我々は世界を変えるために、ここに集まっている。君は日本すら変えることができないのか。そんな君と話す時間はない」 「人が幸せになる組織のキーワードはね、『相互支援』。つまり、社員が助け合う組織ってことだよ」 「なんだって、一人から始まるんじゃないか。やる気のない一万人よりも、本気の一人が世界を変えるんだぜ。まずは、ターくんの本気の姿を見せてやれよ!」
- 「どんなことも前向きに考えようぜ」
- 「人と会うのは自分の思い込みをなくすためだったんだ」