会社の本部長が退任し、新しい人が本部長になりました。
本部長っていう人を認識するのも今の会社からですね。
というのも私、
- 小さい会社で本部長がいない
- 常駐先の会社の本部長なんてオフィスも違うし見たことない
- グループ会社だから親会社から送られたきた人間のなるポジション
とかで、あまり認識なかったです。
本部長は退任理由として、本部長じゃ本部しか変えられない、社長になれる道を探したと言って去っていきました。
まあ、他にも色々理由はあったとは思いますが、社長になりたい、というのは印象的な言葉ですね。
私のような小市民にはその発想はないので。
起業経験もあった方なので、大きい会社という条件もついているでしょう。
退任された本部長の特徴といえば、私は、「綺麗好き」という印象があります。
かなり厳しくて、ゴミの分別チェックとか片付け当番、本社ルール読み合わせとかありました。
なので、他の部署のフロアと比べると清潔だったんではないでしょうか。
他の部署のフロアにはほとんど出入りしないのですが、お手洗いの洗面台は拭くようにとなっていたのでそこは違ってましたね。
残念ながら、他社に自慢できるほど綺麗なのか、というとそうではないです。
前述したように本部長の管轄範囲なので、前述したように違う部署は関係ないので。
本部長の見ない部分は放置されがちでしたし、サーバールームは前職の方が整理されてたぜとかありましたね。
こうして振り返って思ったのは、単純に本部長が綺麗好きだったのはあると思います。
ただ、そうしたことから変わって欲しかったんだ、と。
退任する時のCIを刷新したかったという言葉を聞いた時に、やっと気付きましたね。
CIってContinuous Integration、Jenkinsなどの継続インテグレーションじゃないです。Corporate Identityです。
その他、私服の推奨もとかもありましたし、実際、私も今の会社のどことなくパッとしない部分は感じてましたし。
会社経営は安定しているのになあ、と。
企業イメージが良ければ、製品も売れる、人も集まる。そうするとより優れた製品が生まれる、会社も大きくなるというサイクルが生まれるわけです。
人って変わるのは難しいですね。あそこまでトップダウンで徹底したけど、じゃあ変わったのか、というとどうかな、と。
正直、私自身、本部長が大掃除するぞと全体に言った時も、なんでそんなことしなきゃいけねーんだよとか思ってましたし。
綺麗好きの本部長がいなくなったら、少しずつ散らかっていくんじゃないかなと危惧してます。
あれだけ権限を行使して、あそこまで徹底したんだけどなあ、と思いました。
逆を言うと、この会社の良かった部分もそう失われないと言うことでもあるんですが。
これはどの組織やどの人、どの国家でも通じることで、文化って大事、変えることは難しいということですかねえ。