YouTubeの理想の書斎というチャンネルでこの本から
環境整備こそ、すべての活動の原点である
という言葉を紹介していたのをきっかけで読んでみることにしました。
前職で、経営者は何を考えているん?と思ったことがあったのですが、この本を読んでいて、こういうことだったのかなあとは思える言葉がありました。
- 会社の真の支配者は、お客様
- この支配者は会社には命令しない
- 事業の成果はお客様から得られる。
- わが赤字はお客様を忘れたことが原因。
社長たるもの、お客様の要求を満たすために、自ら先頭に立って、社内に混乱をまき起こせ。
- 我が社の都合を第一にしてお客様に不便をおかけして低業績を我慢するか、お客様の要求を第一に考えて内部は混乱しても優れた業績をあげるか。
環境整備こそ、すべての活動の原点である
- 環境整備とは、規律・清潔・整頓・安全・衛生の五つを行うことである。
ワンマン経営こそ本当である。
- 会社がつぶれたときの責任は、明らかに「社長ただ一人」
- ワンマン決定は権力の現れではない。責任の現れなのである。
- 社長の決定はすべて外部への対応であり、未来志向である。
- 社長の決断や決定は、すべて外部への対応であり、未来志向である。
- 意見を求めるのは社内よりも社外の人の方が多い。
- 社長の決定で最も難しいのは、「捨て去る」という決定である。
- 優秀会社は例外なく「捨てる名人」であり、破綻した会社は例外なく「切捨音痴」
- 会社の事業の収益は赤字でない限り社長にとって大した重要性はない。大切なのは、あくまでも会社の将来の収益なのである。
- 「社長は何をしたらいいか…」を見つけ出す最良の方法は、経営計画を自ら立てることである。
社長という人種は、社員に低い給料しか与えていないのに、社員の能力に過度な期待を持ちすぎるものである。
目標はその通りにいかないから、役に立たないのではなく、その通りいかないからこそ役に立つのである。
- 目標と実績の差は、客観情勢のわが社に及ぼす影響を量的に知らせてくれるものである。
- 目的不達成の原因究明より、どうすれば達成できるかを考えよ。目標達成に必要な考え方は、「どうしたら目標を達成できるか」という対策である。
社員にまかせても良いような新事業は、はじめから「わが社の将来の収益」など期待できない。
- 未来事業部門は必ず社長直轄でなければならない。我が社の将来の運命を決める未来事業を社長がやらないということになる。
- 組織というものは、いったん出来上がると、奉仕すべき対象よりも、組織それ自体の存続のほうが常に優先するという危険をはらんでいる。
- 変化を存続させるための最重要条件は、「変化を阻止する」ということである。