最近、モヤモヤするのがブロックチェーンです。
社内でも参加者募集中のブロックチェーンのプロジェクトがあるのですが、ブロックチェーンってわかったようなわからないようなものなんですよねえ。
何冊かブロックチェーンについての本を借りてみようと思い、そうすることにしました。
ブロックチェーンの特徴は以下です。
- 改ざんが非常に困難で台帳を書き換えられない
- みんなで台帳を維持しているから中央管理者がいない
- ネットワークがダウンするリスクがゼロに近い。一度動いたら落ちない。ランニングコストが安い。
シェアリングエコノミーと交えて説明していますが、シェアリングエコノミーのサービスが必ずブロックチェーンを使っているわけではないので、それは誤解を招くんじゃないかと感じましたね。
巻末にブロックチェーンがもたらす中央集権ではない社会が今の問題を解決するかのように書いてありますが、私は、そうは思えませんでした。
Wikipediaの管理者が記事を精査して荒らし防止に努めているように、CtoCのサービスは誰かが取り締まらないと成立しないのではないかと。
世の中そんな簡単なものではないんじゃないかなあ、と。やはり、銀の弾丸はないんじゃないかなあ、と。