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読書感想「一勝九敗」

一勝九敗 (新潮文庫)

ユニクロの社長柳井氏といえば、私の中では勝手に経営の鬼みたいなイメージがありました。

ジャスコ(現イオン)に入社するも辞めて、ふらふらしていたが、家業を継ぐ形で洋服屋

そこから、いい製品を買い付けて売るところから、自社製品を作って売る形にシフト、資金繰りにヒヤヒヤしつつも店舗を増やしていく、フリースの大ヒット、海外展開。

タイトルでは失敗の連続を伝えたかったのでしょうが、内容としてはユニクロの歴史が淡々と語られていて、思ったより、上手くいってるじゃないかとも感じましたね。

難しさが伝わってくるのが海外展開。

ニューヨークに出店するには店舗数を増やして認知を高めないとダメなので、選んだのがイギリス・ロンドン。

イギリス人の社長に任せようとしたもののユニクロの考え方とは合わない階級型組織であったため、ユニクロから人材を送り込んで、ユニクロのやり方で成功しようと方針転換しています。