ゲームの3Dグラフィックスの歴史と技術について解説された本です。
実際のゲームのスクリーンショットともに説明しているためにワクワクしますね。
ハーフライフといったPCゲームや自分のプレイしたことのあるヴァルキリープロファイル2などが登場し、ここまでこだわっていたのかと感心しました。
技術的な説明は、わかりやすく絵付きで説明していますが、理解に時間がかかりますが、これまでなんとなく見ていたゲームのグラフィックの裏側を知れば、よりゲームを楽しめるに違いない内容となっています。
特に印象なのは、影のこだわりですね。
ただ、影をつけただけでは、全体的に暗くなる。そこからより精度の高い計算をすることで暗いところと明るいところがはっきりする。
本書の中で、ゲームのスクリーンショットを見ると、どうしてここまでこだわるのか納得できました。