成毛眞氏ならではの断捨離術を紹介した本です。どのあたりが逆転なのかはわからないのですが、年末年始、心機一転に読むには良い本だなと思いました。
この本で
新しいものを取り入れるには、捨てるしかない
古いものを捨てて、新しいものを使うことは、自分の感度をつねにリフレッシュするための第一歩
というのは、まさしくそうだと思っています。
- 新しいiPhoneが出たら買い換える。スマホは最新トレンドの集大成
- 電子決済はSuicaで十分
- 中国は偽札防止技術が未発達であるし、NFC決済端末を購入する余裕がない。ゆえに中国のデジタル大国は虚像
- 業務も捨てる
- チェックや仕事のフローを細かくつくるほど、やることが増え、時間がなくなる。1日誰かがサボれば、その分、進行は遅れる。だったら、作業工程は少ないほどがいい。
- 日本マイクロソフトの社長に就任してから、会議をなくすことにした。会議するのは構わない。だが、絶対に俺を呼ぶなと伝えた。
- フリーアドレスはデメリットもある。開発系の仕事の場合は、フリーアドレスは逆に捨てた方がいい。開発者には自分の城を築かせないと、独創的なアイデアが出ないからだ。
- 歳をとるほど、背負うもの、抱えるものは軽くした方が良いということ
- 「捨てる勇気」をもてれば、たいがいのことはうまくいく。あとは行動するだけだ。そこまでいったら、この本も遠慮なく捨てるがよい
前任者のやり方をすべて捨てろ
- 「前例にとらわれず、何が良いかをゼロベースで考えてほしい。思い切って仕事をしてほしい」というメッセージを伝えたかった。
- 後任の社長にも「俺のやり方は全て捨てろ」と言っていた。それぐらい、私は思い切って変えることが重要だと考えている。
このあたりはなるほどなと思いました。
以前の職場であったんですよね。
明らかにうまくいってなくて、変わった要職の人物は、今の延長線で考えて付け足しの施策で。
引き継ぎ期間もあったのに、こんなんでいいの?って思ってましたが、半年しても何も変わりませんでした、悪化するだけでした。
最強の情報源はテレビ
- 良質なテレビ番組の特徴は、とにかく綿密に調べ上げている。本よりも深い情報が得られることが多いし、信憑性も高い。バレた時のダメージが大きすぎるので絶対に裏を取っている。