C#の変遷について筆者の感想をつらつらと語られた本です。
C#はJavaに近くて、そうではない。NUnitは命名規則ではなく、Attributeで片付けられる。そうだよなあと思います。
印象的だったのは巻末で語られることです。
私は、C#erであることに生きづらさみたいなものを感じることがしばしばあります。
しかし、以下のように語られます。
どんな分野にせよ、一番人気の技術にはバカと詐欺師が群がって技術の美味しいところを吸い尽くして迷走させた挙げ句捨てるからだ。そのことは、日本XMLユーザーグループの会長だった時代に、XMLがどんどんダメにされていく過程を見てきた。更に言えば、Javaにも同じことが言える。Javaに人気が出るやバカと詐欺師が群がって、将来有望な技術があっという間に実用性より理屈が優先する胡散臭い技術に貶められていった
これには、勇気づけられましたね。