新年を迎えたとき、
去年と自分、何も変わってないなあ、年取ったら、あと10年とか、どうなってしまうんだ
なんて不安になったものです。
そこで手に取ったのが本書でした。
- 我々が人生を短くしている
- 先延ばしは人生の最大の損失
- 気づかないうちに、突然、老人になってしまう。一日一日と老年に近づいている
人生は、過去、現在、未来に分けられる、と。
人生全体が儲けになるのだと述べています。
故に、どんなに短くとも、賢者の人生は十分満ち足りている、と。
なるほど、今と未来しか見ていないから、僕のようになってしまうのでしょう。
そして閑暇(かんか)の使い方について。
娯楽も宴会も歌も使い方として間違っている、と。
全ての人間の中で、閑暇な人といえるのは、英知を手にするために時間を使う人だけであると。
真の閑暇は過去の哲人に学び、英知を求める生活にあるの、だとしています。
まあ、ここまでの境地に至るのは、もうしばらく先でもいいかな、と。
他2編は、読み飛ばしました。