2015-2019年を一気にまとめて読めるのですが、意外にサクッと読めました。
桜井氏のコラムは以前も読んだことがあるのですが、SNS全盛期になってから、やはり批判には苦労しているんだろうなと思いました。
コラムの中で、カービィを優遇しているつもりはない、スマブラに一番参戦しているのはマリオシリーズなのに。
ファイアーエムブレムからの参入は自分の好みだと言ってくるけど、これは任天堂の方針と。
コラムの上で言うということは、間違った見解があまりに広まっており、この公の場で正したいと言うことでしょう。
ジョージ・ルーカスがスターウォーズを撮らなくなったことにも触れてました。
映画を撮っても、受けるのは批判ばかり
会社の仲間も同じようなことを言ってましたね。
手を動かしているのは自分だけなのに、受けるのは批判ばかり。
ほんとそれです。
私も前職で似たような経験があって、上手くいった時は何の連絡もしないのに問題がある時しか連絡しかしない。
向こうがいつリリースするか大体把握して、こっちは対応できるように実は待機していたりするんです。
というわけで、電話なんて出る気も失せますね。
人は、見えないところでも人のために仕事をしている。だから感謝は忘れてはいけないんでしょうね。
とはいえ、桜井氏はジョージ・ルーカスほど追い詰められているわけではないようです。
モノを言わないファンのために作品を作り続けると述べています。
またスマブラに対する熱い思いを語っています。
カービィの生みの親でありますが、カービィは桜井氏から手を離れています。それでも続編が出ることは嬉しいと言っています。
しかし、スマブラの仕事を任天堂からまた続けさせてもらえるならば、最優先で続けると述べています。
それだけ魅力的な仕事なんでしょうね。
また、仕事の進め方も紹介しています。
監修依頼を受けたら、チームのメンバーを全員集めて、一貫性のある指摘を伝えているそう。
全員集めるのは企画に伝えたが、プログラマーに伝わっておらず、シャレにならんということがあったからとのこと。