最近YouTubeで食の雑学チャンネルなどゆっくり東方が解説している動画を見ています。
その中で缶コーヒーはダメ。十分に糖分を含むと聞いて、へーそうなんだーと調べてみたら、以下の記事にぶち当たりました。
不調の原因の9割は「血糖値」にある
実は清涼飲料水などのメーカーは、人の至福点について計算し尽くし、商品を設計をしています。言ってみれば、糖質中毒者を増やすことで利益を得ているのです。知的なはずのビジネスパーソンが、それにまんまとはまってはいけません
縄文時代にはなかった食べ物は口にしてはいけない
あなたを太らせる原因は、唯一「糖質(=炭水化物)」です。
などと、なんとかモンばりのパワーワードが散りばめられた本です。
同僚が進化医学からどういった食事にするか考えて実践しているという話を聞きましたが、この本でも日本人は縄文人に近い体質であり、咀嚼しない糖分なんてあり得ない、縄文時代にはなかった食べ物は口にしてはいけないとしています。
よって、ジュースはもちろん、プロテインもよろしくないと言います。
現代になって急激に食事状が発達したが、現代人の体はそれにはついていけていないんです。
食事の正解については、医学は日々進歩しており、昨日まで「いい」と言われていたことが「悪い」に変わることはしょっちゅう起きる。そういう状況にあって最も知的な態度は人体のメカニズムを前提にして「冷静に最新の正しい情報を得る」と言うことに尽きるとのことです。
というのです。筆者は英語の最新の医学論文を読むようにしているそうです。それが患者さんの健康に対する責務だそうです。
新しい常識
- 糖質が太る唯一の原因
- カロリーと肥満は関係ない
- 脂肪は食べても太らない
- コレステロール値は食事では変わらない
- プロテインやアミノ酸は腎臓を壊す
- ちょこちょこ食べる方が太らない
- 果物は太る
- 疲れたときに甘いものをとるのは逆効果
- 発がん性(ハム・ソーセージ・ベーコン)を疑われているものは食べない
- 運動は食後にすぐ行うのがいい。(血糖値の上昇を抑えることができる)
太る仕組み
- 糖質を摂取する
- 血液中のブドウ糖が増える
- 増えすぎたブドウ糖を処理するためにインスリンが膵臓から分泌される
- インスリンがブドウ糖をグリコーゲンに変えて取り込む
- グリコーゲンとして取り込める量には限界があり、さらに余ったブドウ糖は中性脂肪として脂肪となる
- この中性脂肪が肥満、そして中年男性のぽっこりお腹の原因
この仕組みで、一度に一気に食事を取るよりちょこちょこ食事をとった方が良いのも裏付けが取れますね。
ちなみに、脂肪そのものは口にしても、100%取り込まれません。
むしろ、パンと脂質を合わせて取ったほうが血糖値の上昇が抑えられるとしています。
なぜ病気になるのか
筆者は免疫力の低下を挙げています。
特に花粉症やアトピーの急増はこの免疫力の低下によるもので、それはかつて存在しなかった添加物のような食品によるものとしています。
固いものを食べて噛むことも大事です、ナッツ類、繊維質の多い野菜、赤身の肉、小魚などを食べることで本来の力が目覚めるようです。
長生きするための秘訣
死ぬまで働く(仕事がなければ、料理やボランティア)とか、生きがいを持つというのはわかるのですが、挙げられている中で意外だったのは
- 坂道を歩く
- チョコレートを食べる
というのは意外でした。
チョコレートのカカオは適量食べることで、抗酸化作用があるようです。なので赤ワインも抗酸化作用があるので、飲むと健康に効果があるのです。
坂道を上り下りするのは適度な運動になるそうです。