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読書感想「「幸せをお金で買う」5つの授業」

「幸せをお金で買う」5つの授業 (中経出版)

良本でした。

お金がないと幸せになれないなんて本ではありません。

お金をもっと稼ぐことよりも、「使い方」を変えたほうがいいと本書では語っています。というのも収入は楽しむのにわずかな影響しか与えないという結果が出ているのだそうです。

本書では5つの方法を紹介しています。

  1. 経験を買う
  2. ご褒美にする
  3. 時間を買う
  4. 先に支払って、あとで消費する
  5. 他人に投資する

経験を買う

  • 物質的なもの(美しい家から高級万年筆まで)は、経験を買うこと(旅行、コンサート、特別な食事など)ほど幸福をもたらさない。
  • 形のあるものよりむしろ経験を買ったほうが、出費に対する後悔が減ります。

ご褒美にする

  • 「不足」は最良の友
  • 好きなチョコを食べ続けると楽しさは徐々に減っていく。しばらく我慢して食べれば楽しみを取り戻せる

時間を買う

  • お金を使う前に、ぜひ「これを買ったら、私の時間の使い方はどんなふうに変わるだろうか?」というシンプルな質問を自分自身に問いかける

先に支払って、あとで消費する

  • あまりお金を使わなくても、もっとたくさんの幸福を買うことができる
  • お金を先に支払っておいて、消費をあとに延ばすことで、現実に落胆することなく、期待に満ちたわくわくした気持ちを持ち続けることができる

最後の5つ目の他人に投資するはちょっと自分には理解が難しかったので省略します。

これに加えて、お金を貯めることもまた、幸福を増す材料と本書では語られています。