イースシリーズというと私の場合、PSPのイースVIIから各シリーズを遊ぶようになりました。
オープンワールドを異能アクションで駆けるのは面白いです。
中盤以降はダッシュ速度を上げるアイテムが登場するので尚更、スピーディーに進みます。
ストーリーの軸となるのがグリムワルドの夜を戦う怪人と謎のある巨大な監獄。
怪人に一人一人スポットを当てて行きながら、監獄の秘密が少しずつ明かされてつつ展開されて行きます。
監獄で操作するキャラがどうして彼?という疑問と監獄を取り巻く世界観は気になって魅力ですね。
戦闘面もイースVIIからの流れを汲むバトルになっています。
ゴチャゴチャしているものの、敵の攻撃にフラッシュガードを決めた時は嬉しいです。
これが一番イースの爽快感のあるポイントです。とはいえ、下手なので、よく失敗しますが。
イースシリーズはVIIが一番だと思っていましたが、それを上回るバトルの出来でした。
しかし、イースってボス戦だけしていたいです。なんと、一度クリアするとボスと戦うモードが用意されています。
私は、この手のゲームは難易度ノーマルで回復アイテムなしでクリアを目指すことが多いです。
今作になってバーストモードになると自動回復となるため、割と肩肘張らずに目指せます。といっても監獄での罠の部分とラスボスについては断念してアイテム使いました。
ただ、このゲーム一度中断してます。
理由はクエストがお使いでこなさないとメインストーリーも進まないのとタワーディフェンスみたいなパートが頑張っている割につまらないこと。
前作あたりから登場していますが、このタワーディフェンスのようなバトルが個人的には好きではありません。
ゲームにメリハリをつける狙いはわかるのですが。前作はこれが理由で断念んしてます。
二人の主人公を操作する形になるのですが、これがなぜか気になってしょうがないので再開しました。
丁寧に作られてはいますが、少しもったいぶりすぎやしないかという印象ですね。もう少し、シナリオのテンポが早い方が自分としては好みですね。
しかし、夜が明け、朝を迎えるような全てが報われるようなエンディングでした。
二回連続で見ましたね。
まともにセーブしてなかったのですが、オートセーブでいいところに戻れるあたり、このゲームがよく出来ている証拠です。
どうしても監獄の謎を探る目的ばかりに目を行きがちでしたが、エンディングを見ていると青春群像劇だったのだなとしみじみ思いました。
イースシリーズというとアドル一人、もしくは相棒のドギの立ち位置が強い、つまりその仲間が記憶に残らないことが多いのですが、今回は仲間も魅力的でした。ストーリーもシリーズの中で一番良かったと私は思います。