YouTubeの動画を見て、購入してみました。
いやー、すごいなと思いました。
元寇の時代を描いた作品で、蒙古が占拠する対馬で生き残った境井仁が敵を追い払うというストーリーです。
元寇と言えば神風ですが、風が目的地に案内してくれます。これは非常にスマートで素晴らしい演出です。
いかにもゲームっぽい矢印が表示されるより、没入感が高まります。
どんなに画像がリアリティで美麗でも、ミニマップばかり見て進めていたら、勿体ないということを教えられます。
ゲーム難易度も適当で、NORMALで負けるけど、すぐにリトライできて、何度かやり直せば進められるレベルでした。
私、探すのがとても苦手なのですが、探すようなイベントでも大体の位置は教えてくれるので、そこまで手間を取らせません。
見つからず戦った方が有利に戦えますが、見つかっても、まあなんとかなります。
黒澤モードは黒澤明へのリスペクトを込めたモードで、画面が白黒になるモードです。
戦闘
一方的に攻撃していればいいわけグラフィックがリアルになっただけのゲームではありません。
敵も防御行動を取るため、一方的に攻撃をしていれば片付くわけではなく、弾き返してからの反撃や、タコ殴りにされないように一人一人吊り出して攻撃していくなどが多い。特に道中に敵の群れと戦うときの敗戦率は高いです。負けてもすぐやり直せます。
いやー、心臓がドキドキしましたね。
守りに徹して、受け流しからの反撃は快感です。立ち捌きも剣豪になった気分を味わえます。
では受け流しだけを狙っていればいいかというとそうでもなく、受け流しできない槍や弓矢があります。
赤く光る攻撃です。とはいえ、弓兵は近づいて斬り伏せれば終わります。
しかし、槍兵は攻めても守ってくるしでストレスです。こういう敵がいるので他の要素が光るのですが、強すぎです。
小さい頃、テレビで槍の方が剣より強いというのを実戦で勝負させてみたというのを思い出しました。
しかし、成長するにつれて、防げるようになったりします。それでも槍は出どころがわかりづらく、一騎討ちも受け流しも苦労します。
そこで暗器といってクナイといった飛び道具を使ったりします。最初は使いこなせませんでしたが、慣れてくるとなんとかなります。
本当に海外が作ったゲームなのか!?
美しいロケーションを眺めながら和歌を詠むイベントは、日本を感じました。
本当に海外で作ったゲームなのか!?とそのアイデアには感嘆しました。
気になる点
後半になると全体的にだるくなってしまう点ですかね。
ボリューム十分とはいえるのですが、個人的にはこの半分くらいがちょうどいいくらいです。
- どうしても地味
- ある程度成長すると伸び悩む
- 装備を鍛えると緊張感が減る。(特に鎧はダメージを減らすので、旅人の装束などを装備すればいい)