2020年2月11日に野村克也氏が亡くなられた。
目を疑うニュースでした。
150冊の著書を出しているという。
野村監督時代ヤクルトのファンの母の影響もあって、ノムさんの本は「野村ノート」をはじめとして多数読んでいるつもりでしたが、そこまでは出版されていたのかと驚かされます。
40過ぎまで野球選手として過ごし、そこから解説者を経て、ヤクルト、阪神、楽天の監督という長い野球人生があったとはいえ、それだけ出せば、以前の本に書いてあることと被るようなこともあります。
同じ内容でも人間、大事なことを良く忘れるので改めて学ばされることもありますが、それでも以前の本では読んだことがなかったことが出てきます。
一つのことに対して、ノムさんが必死に考え、取り組んできたからこそ、多くのことを学んだのでしょうし、本を通して学ばせてもらえるんだなあと思います。
バットの話
お前は長距離ヒッターじゃないから、これを使いなさいと太いタイカップ型のバットを渡したという話は以前から読んだことはありましたが、もちろんご自身も使っていた話。
シーズン前に84本のバットを購入し、それらを確認し、うち良い物だけを選ぶ。
結果、バット84本のうち、試合で使えるのは10本。残りは練習用かファームの選手にプレゼント。
試合用のバットは生きるための道具。
客観的に自分を眺める
人は調子が悪くなると、どうしても「自分の何がいけないのか?」と内向きになりがち。
そういう時こと客観的に自分を眺めるようにすること。
おまけ
ノムさんが亡くなられる前にメディアで私がノムさんを見たのは以下の記事です。
パワプロのプロ野球選手のステータスについて意見をもらうという企画において、ゲームをしないノムさんを誘導して、話を持っていった苦労が伺える記事です。