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読書感想 鉄鍋のジャン

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2023-2024の年末年始セールで安かったので鉄鍋のジャンを買ってみました。

13巻で715円です。漫画の単行本一冊分。とはいえ、鉄鍋のジャンRに続くので、続きを買ってくれる期待からのこの値段でしょう。

まず、この表紙。

いかにも悪そうな主人公。悪いというか、他人お構いなしで料理は勝負だというダークヒーロー。

このアクの強さが良くも悪くも物語を推し進めていきます。

とにかく、料理勝負ばかりをする物語としてはうってつけの主人公です。

とはいえ、一気に読まされましたね。

最後21世紀の料理で対決しますが、ずいぶん見越した漫画だなあと思いました。Kindleとして本書が発売されたのは2012年。

2020年台になって、やっと昆虫食という言葉が出ているくらいですから。

巻末に、胃を下にして寝るといいとか、冷たくて甘いものばかり飲んでいると太るとか、監修者の小ネタも良かったです。