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読書感想「たのしごとデザイン論」

たのしごとデザイン論

ここまでわかりやすくデザイナーについて語られている本はなかなかないと思います。

  • デザイナーの仕事は、舞台の「演出家」。写真、イラストレーション、コピーなどはデザインを構成する要素そのもの。そうした役者をきっちり采配するのがデザイナーの役割。
  • 逆説、視点変換、連結、そうした形でアイデアを出す
  • イデアの初期段階では、積極的に言葉を使って、絵とはいったん分離して、最終的な表現の自由度を残すようにしている。
  • 他の人がデザインした要素に頼りすぎると、要素を見る目が失われる
  • 手を使っていないと思いつかないことが数多くある。手を動かすことは脳への刺激になる。
  • 現場での理想のディレクションは「まず良いところを正しく褒めた上で、悪いところも正しく指摘する」ことだといえる。
  • 上手な会話のポイントは、会話の幅を十分に広げながら、相手の理解や共感度を探っていくこと
  • 一応の乱用は、デザイナー自身の思考停止を招く引き金になる。
  • 自分が担当した作業の意味を考えることは、末端の工程から全体の流れを読み取る、大きなパズルを組みたてるようなこと
  • 肩書きがあることで、パッと見の役割はわかりやすくなるが、縛られると、全体のピースを埋めることができなくなる。自分が入れそうな場所に臨機応変に変えながら入っていくことが大事
  • デザインは、第一走者にも最終ランナーにもならない、常に前後の工程が存在する仕事
  • 複数の案を作るということは、クライアントが目指すべきゴールを着くために、デザイナーが複数のルートを提示する。
  • デザインは試行錯誤の連続。デザイナーはクライアントを最適なゴールを導くために、時間をかけてデザインを絞り出す

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