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読書感想「ポール・ランド、デザインの授業」

[新版]ポール・ランド、デザインの授業

Schooでみた動画で推奨されていた本です。

ポール・ランドの対談・講義を抜粋したもので、内容としては、かなり短いです。

  • デューイの「経験としての芸術(1934年)」を読め。
    • とても難解で1ページでギブアップする内容だが、必ずためになる。
    • もう一冊はドーレンの「知の全体史」(1991年)
  • 経験や読書はパンのようなもの。必要だが、食べながら走ることはできない。
  • 定義する。定義が大事。
    • 定義をすれば、自ずと何かが生まれる。美学とは何か?
  • デザインの実現とは、形と中身の一体化。
  • デザインとは、あらゆる芸術における形と中身の操作。
  • 絶対に、手を動かす。それがデザイナーと牛やオペレーターとの違い。

創造過程の4段階

グレーアム・ウォラスが考え出した、創造過程の4段階。

  1. 準備 ... 着想を得て、課題のあらゆる側面を調べ上げ、スケッチをし、課題を一旦放置。忘れる。
  2. 孵化 ... 課題を忘れたら、孵化させる。頭の中で温める。
  3. 啓示 ... 1週間空けると、突然啓示が降りてくる。アイデアがひらめく。
  4. 検証 ... そしたらそれを描いてみて、自分のやろうとしていることに適っているか検討する