ファスティングについて考えるようになったのは職場でやっている人がいる話を聞いたことからです。
最近、飲み食いが度を過ぎたせいか、内臓が軽く痛みを感じることです。
ピリピリした痛みで、さほど辛くないのですが、こんな状態をほっておいて悪化したらいかんな、と。
病院に行く前に何か手を打たないとならないな、と
本書ではファスティングの効果について糖尿病が治療した例など紹介されますが、以下の一例には驚きました。
とやかく言う前にやってみよう
と本書に書いてあります。
ファスティングには種類がいくつかあります。24時間、という時間でも複数ありますし、ジュースのみもしくは水のみという手段も複数あります。
確か同僚がやっているのはジュースのみで数日間にわたるファスティングです。
私が試してみたのは丸一日、水のみのファスティング。
普段から、私は土日は朝昼は食べません。夜だけを食べなければいいでしょと思ったのですが、思った以上に長い夜になりました。
ファスティング
- 「朝食(breakfast)」という単語について考えてみましょう。この単語は「ファスティング(=fast-ing)を破る(break)」食事という意味です。誰もが毎日、当たり前のようにやっていることです。
- ファスティング中はエネルギーが満ちて、活力が得られるのです。
- その理由の1つは、引き続き体に〝燃料〟が供給されるからです。食べ物を燃やすのではなく、脂肪を燃やすことで、エネルギーを得ているのです。
- ファスティングをすると、代謝が落ちるのではなく、代謝が改善されるのです。
- ファスティングは、インスリン値を下げることに関しては究極の武器です。 なぜかと言うと、あらゆる食べ物は程度の差こそあれインスリン分泌を促すため、インスリン値を下げる最善の方法は「何も食べない」ことだからです。
- ファスティング期間が長くなるにつれ、食欲が減退する傾向が見られる。いわゆるリバウンドの心配はない。
- 人間は、すべての哺乳類と同じく、空腹時には精神活動が増加し、満腹時には減少します。
- 眠気を誘う原因は単純に、摂取した食物の「量」なのです。
ファスティング以外の方法は解決しない
- 「食べる量を減らし、運動量を増やす」はうまくいかない。
- 肥満外科手術では解決する。しかし、合併症がよく見られます。手術から3年以内に、思春期の患者の13%が、再び手術を必要とするほどの深刻な問題を抱えています。
ファスティングを行う前に
絶対にファスティングをしてはいけない人
- 重度の栄養失調または低体重(体重不足)の人
- 18歳未満の人(子ども)
- 妊娠中の女性
- 母乳育児中の女性
主治医に相談の上、ファスティングをすべき人
断食中の「空腹感」に対処するコツ
- ファスティングの最も重要なコツは、忙しくすること。
- 空腹感の「波」を乗りこなす。乗りきる秘訣は、空腹に「波」があることを理解すること。