最近、YouTubeの、はげchなるチャンネルを見つけました。
巨人-中日とプロ17年を生き抜いた元プロ野球選手、小田幸平による本です。
私にとって小田幸平といえば、巨人時代の清原軍団の一員。
私は、あまり好きではない選手でしたが、YouTubeで話を聞くと、話は上手いし、面白いじゃんと興味を持つようになりました。
当時のメディアの報じ方や、引退後の清原の振る舞いもあり、当時もそんなんだったのかなあと思いきや、小田幸平いわく、良い先輩だったそうです。
本人も当時、メディアの8割は信じるなと言われていたそうですし、当時の自分はそんなメディアが勝手に作り上げた幻想に振り回されていたのがなんか虚しい。
とはいえ、メディアが創り出した幻想ではないにせよ、清原のイタズラには遭ってきたそうですし、見た目からも彼には人間関係が上手なイメージがあります。
自分より後に入った阿部慎之助の実力を素直に認めて、二番手として立ち振る舞う。
なかなか出来ることじゃない。
余程、人間関係に自信があるんだろうなあと、こう言う人って誰ともうまくやっていけるんじゃない? 人が好きで人を憎むことはないんだろう、と思ってしまいます。
とはいえ、そんなこともないようです。
彼も人間なので、どうしてこんな練習をさせるんだと思ったこともあれば、実際にコーチや監督に対する愚痴を吐いたこともあるようです。
そして、気付いたら、どの対象がいた、という、やらかしもあったそうです。
どうやってもうまくいかない人もいたそうですし、こんな人と付き合ってはならないというもおり、その見極め方も紹介しています。
正直、本では、そんな明日から使えるようなテクニックは書いてない印象です。
難しく考えず、壁を作らない。
そして、自分を嫌っている人より、自分を好いている人を大事にする。といったところでしょうか。