Kindle Unlimitedで全27巻を一気読みしました。
漫画を一気読みするのっていいですよね。
昔は、漫画喫茶で良くやってましたが、今では電子書籍です。
話としては、かつて名店の料理人だった北方歳三(土方ではなく北方)が、依頼を受けて料理店を再建していく話です。
昔の漫画なので、絵も古い印象は否めないですし、今ウケするとは言い難いです。
劇画風に描かれたガタイのいい北方と甘くて華やかなケーキの対比が面白いのであえて22巻のリンクを貼ってます。
ですが、面白いです。
小説でもなんでもそうですが、退屈させるのが一番ダメです。
北方が「これは食べるに値しない!」とか「半月で潰れるであろう!」といった過激な発言や冷やし中華でなく、癒し中華で売り込めといったメニュー、ホテルの荷物運びや力士のマッサージといった料理に関係なさそうな修行で、いくつも見せ場を作れているのがポイント。
話の流れも定型化していて
- どうしようもないだらしない料理人
- 北方にドヤされる
- 意外な修行をさせられる
- 修行が意外な形で料理に活きる
- 店繁盛
といった展開です。
わかってしまえば、そうですが、このテンプレを作れたことが勝利でしょう。