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「食キング」の見せるわかりやすいエンターテイメント

食キング 22

Kindle Unlimitedで全27巻を一気読みしました。

漫画を一気読みするのっていいですよね。

昔は、漫画喫茶で良くやってましたが、今では電子書籍です。

話としては、かつて名店の料理人だった北方歳三(土方ではなく北方)が、依頼を受けて料理店を再建していく話です。

昔の漫画なので、絵も古い印象は否めないですし、今ウケするとは言い難いです。

劇画風に描かれたガタイのいい北方と甘くて華やかなケーキの対比が面白いのであえて22巻のリンクを貼ってます。

ですが、面白いです。

小説でもなんでもそうですが、退屈させるのが一番ダメです。

北方が「これは食べるに値しない!」とか「半月で潰れるであろう!」といった過激な発言や冷やし中華でなく、癒し中華で売り込めといったメニュー、ホテルの荷物運びや力士のマッサージといった料理に関係なさそうな修行で、いくつも見せ場を作れているのがポイント。

話の流れも定型化していて

  1. どうしようもないだらしない料理人
  2. 北方にドヤされる
  3. 意外な修行をさせられる
  4. 修行が意外な形で料理に活きる
  5. 店繁盛

といった展開です。

わかってしまえば、そうですが、このテンプレを作れたことが勝利でしょう。