知識・スキル以上に、思考・行動様式が重要
Googleの優れたマネージャーは次の8つの特徴を持っていることが判明したそうです。
- 良いコーチである
- チームを勢いづけ、マイクロマネジメント(過度な監視・指示・干渉)はしない
- チームのメンバーが健康で、成果を出すことに強い関心を持つ
- 生産的で成果主義である
- チーム内の良き聞き手であり、メンバーと活発にコミュニケーションをしている
- チームのためのはっきりしたビジョンや戦略を持っている
- チームのメンバーにアドバイスできる専門的技術や知識を持っている
この8つの並びが「重要度順」であるということ。
これは知識・スキル以上に、思考・行動様式が重要であることが実証されたことを意味します。
と言っても、実際、仕事していて、これはあまりわからないんですけどね。
やはり、何か起きた時、マネージャーには説明責任があるため、きちんと答えるには知識・スキルがないと厳しい気がします。
多くの会社や集団に共通する項目
それが次の7つの思考・行動様式
- 「なんとかなる」と思ってやってみる
- 柔軟に方向転換する
- 自分とは異なる価値観や文化を認め、受け入れる
- 仕事を「プレイ」する
- 常に学び続ける
- 人との縁を大切にする
- 物事を斜めから見る
まずやってみて、ダメだと思ったら、柔軟に方向を修正し、自分が「プレイ」できるフィールドを決めるまで進んでから「何を学ぶべきか決める」ということです。
直球勝負の世界のパリーグからセリーグに移籍すると、変化球で勝負することに違和感を覚えて楽しめなくなってしまった。異なる価値観を受け入れなかったと。
ここも憧れの巨人でプレイしたいと決めた以上、変化球で勝負してくることを学ぶべきだったのでしょう。もしくは、パリーグに居続けるか、と。
新たな学びに年齢は関係ありません。加齢と脳機能の低下は関連がなく、筋肉と同じようにトレーニングによって向上し続けるという研究結果が存在しています。
なるべく多くの打席に立ってバットを振ること。偶然の出会いを大切にすること。人に頼ることを恐れないこと。