コンピテンシー
優秀かという能力(ability)ではなく、コンピテンシーとは成果につながるかという視点で見た能力(competency)を指します。
語学が堪能でも、商談を成立させられなければ、優秀でもコンピテンシーは低い。
逆に、語学が物足りなくても、商談を成立させられたら、優秀とはいえなくてもコンピテンシーは高い。
成果を上げたこと
例えば
居酒屋でバイトをしていて、料理はまだかというクレームに対して、料理ごとにどれくらい時間がかかるかメニューに書いた
といった自分で考え行動した再現性のある成果です。
面接の鉄則
- 行動事実のデータをできるだけ多く集めること
判断は後回しにすること
学生生活で特に力を入れて取り組んだテーマや課題を確認する
- その取り組みにおいて「特に工夫した点」あるいは「苦労した点」を確認する
- その行動をとった具体的な場面を特定する
- そのときの行動に加えた判断や工夫を確認する
誠意を持って取り組むといった答えに対しては、「例えば」という言葉を使って行動事実を引き出します。
また行動事実が曖昧であれば、場面を具体的に指定して、答えてもらいます。
また、自己アピールをしてくることもあるため、その場合は、その話はまた別の機会にと話を切る。
コンピテンシー面接
- 受動行動
- 通常行動
- 能動行動
- 状況変容行動
新メニューの開発のためにそれまでとは別の仕入れ先を探したり工夫やアイデアを加えた行動で困難に立ち向かい状況により良い変化を起こせる人材や置かれた環境から一歩踏み出し、チャレンジできる人材の採用こそが会社の成長につながる。
これがレベル4。
レベル5はこれまでの状況をひっくり返して、周囲も乗っかってくるような行動を起こせる人。