最初は、ビル・キャンベルという人物についてミステリアスに語られます。
大学アメリカンフットボールのコーチであり、熱心だが、結果は出せず、ビジネスの世界へ飛び込んで成功した異色の経歴の持ち主。
そこからApple,Googleといった企業にて素晴らしいコーチングを発揮します。なのに彼の名前が知られていないのは黒子に徹したから。
このあたりのくだりは、ビルに興味を持ってもらうためなのでしょうがあまり面白くはないと感じたら飛ばした方がいいです。2章から肝心の内容が始まります。
人がすべて
- どんな会社の成功を支えるのも、人。
- マネジャーの一番大事な仕事は、部下が仕事で実力を発揮し、発展できるように手を貸す。
- あらゆるマネジャーの最優先課題は、部下のしあわせと成功だ。
コミュニケーションが会社の命運を握る
- 何かをはっきり伝えたとしても、十分理解されるまでには何度か繰り返す必要がある。
マネジャーは決着をつける
- マネジャーは決着を促すか、自ら決着をつける。
プロダクトはすべてに優先する
- 会社の存在意義は、プロダクトのビジョンを実現することにある
- それ以外の全要素(財務、セールス、マーケティング)などは、プロダクトを世に送り出し、成功させるためのもの
などなど。
他にも参考になりそうなことはいくらでも書いてあるのですが、もう少し体系的にまとめて欲しかったですね。