GEもハードだけでなく、ソフトウェアに力を入れ始めていて、AIもやり始めたらしいですよ
と、会社の同僚の話を聞きました。
GE(ゼネラル・エレクトリック)という会社
医療業界に入って、GEについて知って、勉強したのですが、こんな会社がアメリカにあったのかと、感嘆したものです。
GEという会社において驚くべきは、その規模ではなく、歴代CEOにあります。
初代創業者は、偉人の中の偉人である発明家エジソン。
そこからスタートし、137年の歴史でわずか9人のCEOしかいません。
8代目ジャック・ウェルチは20世紀もっとも偉大な経営者とフォーチュン誌で讃えられました。彼のとった経営手法は市場の取捨選択。
1位か2位ではない事業は切り捨て、能力の低い人材は解雇して、収益性を高めていきます。
その彼が3人の後継者候補から選んだのがジェフ・イメルトです。
GEでは、長期政権で力を発揮して欲しいという文化があり、候補者の中で若いイメルトが選ばれた理由の一つのようです。
そしてイメルトの次に選ばれたのがジョン・フラナリー、ですが、わずか1年で経営が傾き退任となりました。6年もかけて選んだリーダーだったのですが。
GEのEdison Platform
そんな波乱の状況にあるGEのヘルスケア事業、GE ヘルスケアが送り出してきたのがEdisonプラットフォーム。
GE初代創業者のエジソンを冠するこのプラットフォームにより、AIの力で製品力を高めてシェアを拡大しようという狙いのようです。
優先順位づけというのはなるほどなーと思います。
さらに常に最新のアプリケーションをダウンロードできるようにして、導入後に新技術が登場しても陳腐化せずに更新でき、ソフトウェアの力で顧客を継続的に掴んでおこうという狙いのようです。