遅ればせながら、Apps Script Advent Calendar 2019 - Qiitaの13日目として投稿させていただきます。
Google Apps Script初心者が、開発していた時の落とし穴の話。経験者には当たり前の話かもしれませんが。
/** * Hello Worldを出力します。 */ function helloWorld() { console.log("Hello World"); }
console.log関数ですが、従来のデバッガの Web コンソールにメッセージを出力する訳ではありません。
Webアプリケーションとして動作させても、Chromeの開発ツールに出力されず、どうすればいいのだと悩んでいました。
が、よく調べると、Google Apps Scriptのconsole.logの内容は、Apps Script ダッシュボードに出力されます。
Ctrl+Enterもしくは表示-ログにApps Script ダッシュボードのリンクがあります。
consoleクラスにはerrorという関数も存在します。
/** * Hello Worldを出力します。 */ function helloWorld() { console.error("Hello World"); }
すると、
他にもwarn,info関数があります。使い分けると、なお良し。でしょう。
開発時に、想定通りに動作しないはつきものなので、適宜console.logを挟むといい感じです。
また、Logger.logという関数も存在します。
/** * Hello Worldを出力します。 */ function helloWorld() { Logger.log("Hello World"); }
これは、Google Apps Scriptのエディタ上の表示-ログに出力されます。GAS Unitの結果などはこの画面に出力された方が手軽です。