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読書感想「銀行はこれからどうなるのか」

銀行はこれからどうなるのか

さまざまな銀行についての状況に触れつつ、これからこんなことが起きそうという話をしている本です。

なんか表面的な本だなあと、もう少し筆者の深い考察みたいのが欲しかったなぁ、と。

ATMは減ってきており、ソニーのみならず、海外のAmazonなども金融に介入してきて、メガバンクが苦しくなるのは明らか。

圧倒的な取扱店舗の多さでキャッシュレス決済を支配しようとしているPayPayには、PayPay銀行も登場しました。

その中で、どの銀行を選べばいいんだろうと思いつつ、手に取ったのがこの本だったんですよね。

銀行も窓口業務よりバックでのシステムがサービスの質になるのが見えてますから、IT業界にいる自分としては、そのシステムというのは保守が必須であり、システムを維持するには銀行の伸び、成長率が大事です。

成長できなければ、システムの保守への投資も減る可能性が高い。経営的判断で、保守費を削りがちですから。

とはいえ、メガバンクの持っている資金はまだまだ潤沢ですからねえ。それはこの本を見ていて思いました。

その資金で買収なり提携という手段もあるでしょうから、まだ別に新しく口座を作らなくてもいいか、と結論になりました。