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キャリア・アンカー、診断受けてね

新しい会社に来て、

キャリア・アンカー診断を受けてね

と言われました。

なんとなく受けて、あなたはスペシャリストですと出たのですが、これは会社独自の言葉ではなく、一般的に使われる言葉のようです。

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個人の価値観を理解するための物差しとなっているようです。

会っての印象ですと、先入観が入ってしまうでしょうし、本音を明かしてないかもしれません。

客観的にその人となりを理解するという観点では良いかと思います。

どんな価値観を持った人を集めるか

それだけでなく、価値観のバランスを取るという意味でも重要でしょう。

前職の時、スペシャリストばかりが揃ってしまい、全体を見てコントロールするマネージャーが不足している印象を受けた時がありました。

これに対して、全員がイケイケのGoing My Wayになってしまうと船頭多くして船進まずになったこともあります。

攻めの思考の人ばかりでは会社は安定しませんし、保守的思考の人ばかりでも会社は成長しません。

そのバランスを取る必要があります。

多様性ってこんなことかなと思います。

最近のスタートアップは多様性と言いつつカルチャーを重視して社風に合った人間のみを求めるような節があります。

会社の中途採用面接でも適性検査をすることがありますが、面接してるのになぜそんなことをするのか、というとそういうことでしょう。

私なんて適性検査を受けたら、なんか理由をつけて不採用になった記憶が何度かあります。

一番悲しいのは、適正検査受けてからの、一次面接は社長面接という展開、その後、社長がドタキャンしてお見送り、でした。

どちらかというと、成功する大企業って、独裁的な強い攻めのリーダーとそれに忠実に従うサラリーマンとなるしかなく、保守的な人間の方が需要が高いと思うんですよね。

日本はもちろんアメリカもそんな気がします。

スティーブ・ジョブズがどデカイ夢を語り、その無茶振りに忠実に実現しようサラリーマンといった全盛期のアップルとかそんな感じですし。