あちこちのプロジェクトが延期しているような話を聞きます。
今、話題のスマホゲーム、ウマ娘は2年も延期していたそうです。
システム開発は、どうして、こうも納期通りに進まないのか。
とあるプロジェクトを見るとふと思ったのです。
スケジュール通りにシステムテストまで進めたところで、そこで致命的なバグが出たら、出直す必要が出てしまいます。
これは自分としても経験があって、計画通りに順調に進んでいたものの、リリース直前になって致命的な不具合が見つかってしまった。
延期だ、と。
今の会社としては、ランクA,Bのバグが出るうちはまだまだ。ランクC,Dのバグが出るまでテストするようにという指示も出ています。
バグ曲線としては以下の記事がわかりやすいです。
この「深刻型」になった場合は、潔くバグだらけのソース・コードを捨て、設計し直すのが、長期的な展望に立ったプロジェクト・マネージャとしての正しい戦略です。遅れても、数カ月です。設計し直しても「低品質プログラムをだましだまし使って完成させる」より、はるかに早く製品をリリースできます。
いわゆる再開発ですね。
再開発で上手くいった例としてはFF14ですかね。
ただ、考えてみるとシステム開発ってリスクのある開発だよなあと思ったのでした。