BitBucketで管理していたリポジトリをAzureDevOpsに移行させることにしました。
利点としては、AzurePipelineで制限付きだが無料でビルドも可能でという点です。
- リポジトリは2GBまで
- 月1800分まで
個人で利用するには十分です。
私は、WindowsでC#のリポジトリがメインなので、BitBucketよりAzureDevOpsの方が適してますし、ほっといても情報が入って来やすい立ち位置にいますので。
BitBucketからリポジトリを移行させる
下記の記事にしたがって行えば楽です。
リポジトリの移行で壁になるのは過去のコミット履歴は保持されるのか?という点ですが、問題ありません。
前の会社でいい加減SVNからGitに移行しようにも、
- 紐づけられるチケット管理システムTracを移行できない
- そもそもGitで新しく勉強し直さなければならない
とかで全く進みませんでした。
前者は課題ですが、後者は個人の問題でしょう。
SourceTreeで管理できるようにする
git clone xxxと案内されますが、SourceTreeで管理する上では先にアカウントを設定した方がいいです。
アカウントを設定できれば、そのアカウントでクローンできるリポジトリがSourceTree上に表示されますので。
Connect Azure Devops Accountより
Create a PAT in azure devops (https://docs.microsoft.com/en-us/azure/devops/organizations/accounts/use-
personal-access-tokens-to-authenticate?view=azure-devops)
Make sure you copy the generated PAT as you won't be able to view it again
On Source Tree, go to add account and select Azure DevOps for host, I used https://{organisation}.visualstudio.com as the new url format for azure devops didn't work
enter username that you use
use the PAT you just generated for the password
流れとしてはAzureDevOpsでPAT(Personal Account Token)を設定し、これを用いてSourceTreeにアカウントを登録することになります。
https://{organisation}.visualstudio.comとするのがポイントです。dev.azure.comではありません。
Authenticate with personal access tokens - Azure DevOps | Microsoft Docs
いざ、やってみるとビルドする上でGAC登録されているライブラリに依存しているプロジェクトがありました。
GAC登録されているライブラリに依存するプロジェクトはクラウドのAzureDevOpsではなく、オンプレのAzureDevOpsServerに委ねることになります。
が、ライブラリを外部ライブラリとしてリポジトリで管理すればなんとかなりそうなので、なんとかAzureDevOpsへ運用を乗せられました。