世界各地で行われるMicrosoftによる開発者向けのイベント、InsiderDevTourに参加しました。
土曜日ですが、11:00-18:20のフルタイムのイベントです。
毎回、マイクロソフトの品川本社のwifiアクセスに苦戦します。
毎回失敗するのに、覚えておらず、Twitterで叫んだら、優しい方々がアドバイスしていただけました。
イベントページから参加応募したのですが、全く反応がなかったのですが、無事に参加登録されていました。
基調講演
最初の方はライブユニットテストなどの説明があったのですが、Wifi接続に苦戦したために、あまり聞いてませんでした。
Visual Studio Online
オンラインで動くVisual Studio。StackBlitzがありましたが。
手元で試したところ、AzureDevOps上で動かす様子。
GitHubアカウントでAzureにサインインできるようになる
地味にこうしたことは助かりますね。
会社の中でシステムごとにアカウント違うとかあるので。
一番多いのは、他部署お構いなしで立ち上げるRedmineサーバーなのだが・・・。
Microsoft 365 Platform
Microsoft Graph , Microsoft Identityについての話。
これは全く知りませんでした。
Microsoft Identity
認証を楽にする仕組み。
Microsoft Graph
データを読み書きするためのコアなアーキテクチャ。
説明聞いていてもよくわからなかったので上のサイトでサンプルを触った方が理解が早いです。
自分のメールや写真にRESTで取得することができます。
なんか便利になりそう。職場がMicrosoft製品で固めてあれば。私の会社はGSuiteです。
ランチ
なんと、焼肉弁当でした。
さらに余ったのでいくらでも持ってってどうぞ、ということ。
無料で参加できて、焼肉弁当がいただける、なんて、勉強会ゴロの垂涎の的ですね(爆)
しかも、そのあとにおやつタイムまであります。
ランチ後のゲームタイム
景品が当たるクイズです。
ちゃんとKeynoteを聞いていないとわからないクイズもあれば、笑いのあるクイズも入ります。
Microsoft Graph
- 月に1000億のアクセス
- Fortune500のうち90%の会社で利用
デモでは、GraphExplorer上でメールの下書きを作成するといったことを披露。
詳細はMSDNを参照。
自分のカレンダーを取得するようなXamarinアプリも開発出来ますね。
Node.js
Node.jsのモジュールは増え続けている。
理由は以下の3つを兼ね備える。
- スピード
- 柔軟性
- 生産性
TwitterもRubyを使っていたが、速度が出ないのでScalaを使うことになった。
Node.jsはデフォルトで非同期かつ非ブロッキングであるため、爆速。
Windowsのモダナイズ
.NET Core+WPF来てますね。ついにデザイナーでWPF開発が出来るようになってます。
XAML Islandsを使えばUWPのコントロールを表示できる。デスクトップアプリ開発者に嬉しいネタのはずなのですが、使う機会に巡り合えない……。
XAML IslandsでUWPのテキストボックスを使えば、絵文字に色がつくという利点があります。
あくまでもUWPのコントロールなので、UWPが動く環境でないとダメ。
MSIXを使うと管理者権限がなくてもインストールでき、非常にセキュアに動かせる。
Microsoft Teams用のアプリを構築しよう
メール探しに20%の時間を無駄にしている。メールを見逃す管理者は50%以上。
それを解決するのがMicrosoft Teams。
Create Powerful User Interfaces with the Latest Windows APIs and Open Source Libraries
マイクロソフトの大田さんによるセッション。
参加を見ながらセッションしていて、やっぱりプレゼンうまいなー、と。
マイクロソフトの人って全体的にプレゼン上手いですよね。
だから発表させてもらえるし、マイクロソフトに入れるんでしょうけど。
WinUI v2.2
望遠鏡の画像を映すUWPアプリのデモ。これは手元で動かしてみたいですね。
- AcrylicBrushで、ぼやけたようなイメージ。
- ItemsRepeaterでは、コンテンツの繰り返し。
- TeachingTipでは、アプリケーションの説明。
- ImplicitAnimationでは、レスポンシブデザインで変更される際にアニメーションを加える。
- AnimatedVisualPlayerで、Lottieというjsonのアニメーションフォーマットを再生できる。
など、数々の魅力的なコンポーネントが紹介されました。
新しいEdgeブラウザについて
Office365のためにブラウザは手放せないですからね。
まとめ
無料でこれだけのイベントに参加させてもらえる。
素晴らしいです。
ただ入場確認の行列は、工夫して欲しかった・・・。