まだまだ、ポジション別の分析が続きます。
身長、体重と来たら、BMIでしょう。
BMIで面白い記事が書けるかチャレンジしてみます。
ラガーマンのBMIを見て、自分のBMIに安心してしまおうという企画です。
自分の体重とラガーマンの体重では脂肪と筋肉の違いがあるっての。
BMIとは
BMIは身長と体重から算出することができます。
BMI = 体重(kg)/身長(m)/身長(m)
22が理想とされます。
身長がcmではなく、mであることが注意点。
data["BMI"] = data["Weight"] / ((data["Height"] / 100) ** 2)
pythonだと、さほど苦になりませんね。
もっともスリムな選手は?
身長195cmで体重52kg? BMI14。ウソでしょ?
大概、嘘よりもバグを疑った方がいいですね。
Taumei Hikila | Rugby Union | Players and Officials | ESPN Scrum
ううーん。118ポンドは53kgですね。間違ってないと思います。トンガの選手です。
もっともごつい選手は?
180cm 144kg。BMI44。
フィジーの選手です。
私の手元のデータが316lbなのですが、wikipediaによるとさらに増量しており、364lb。165kg。
でも身長も189cmとデータが違いすぎる。どっちが正しいのやら。
ちなみに189cmで165kgだったらBMIは46.1でもっと高いです。
ポジション別で比較
BMIで見ると、体重よりもフォワードとバックスの差がよく出ますね。
プロップが高いのは言わずもがなですが、フッカーが目立ってきています。
逆に身長が高い分、体重は重くなってしまうのでロックの方がフッカーより高い数値だった印象です。
スクラムの中心の位置で、統制を取ります。
なるほど、フッカーだけがスクラムの全体の力のかかり具合を把握できると。
どこで勝っているか、どこで負けているか。あの全力での押し合いで、状況をフィードバック、次のスクラムに活かす。
そんなことも考えているのか、と。
ラインアウトでボールを投げ入れる役割もフッカーであることが多いとのこと。
アイルランドのキース・ウッドは年間最優秀にも選ばれたフッカーです。
新しいBMI
下記の記事を読んでいたところ、BMIは低身長の人が痩せと判定されやすく、高身長の人は肥満と判定されやすい欠点を解消するため、新しい式があるとのことです。
その式とは
BMI = 1.3 * height / weight ^2.5
これはやらずにはいられないでしょう。
data["NewBMI"] = 1.3 * data["Weight"] / ((data["Height"] / 100) ** 2.5)
BMIが-3〜1.5変動していますが、さほど目新しい情報はなさそうでした。