で、本展覧のメインとなるのが女占い師。
占いを受けている間に、金目のものを取られるという一枚の絵でストーリーを感じさせる絵となっています。
全体的に展示が肖像や写実といったストーリーがあまりない絵が多いため、この絵が際立ちます。
ただ、自分がいったタイミングで展示の中で一番注目を集めているのはフェルメールの信仰の寓意だった印象ですね。
平日の遅い時間に行っても、そこそこ人入ってましたね。
「ピュグマリオンとガラテア」や「ヴィーナスの化粧」は知らなかったのですが、いい絵でした。
それとセザンヌ。
りんごのような誰でも手に入るようなモチーフを使って、これだけの絵の中で存在感を放っているのは相当なものですね。