三菱第一美術館での「ラファエル前派の軌跡」を見に行ってきました。
クリムト展を見終わってからのダブルヘッダーなのですが、空いていて観やすかったです。
三菱第一美術館は初めてですが、建物自体が面白いので、こんなところで展示するのかという面白みがありました。
ラファエル前派はラファエロ以前の美術に回帰した画家たちになります。
ラファエロという画家があまりに偉大だったために、ラファエロの完成された美以外を認めないため、それ以外の美術を見出そうというものです。
ロセッティの魔性のヴィーナスは素晴らしいものの、他のロセッティの絵はどれも同じような女性で食傷でした。
それでもターナーが観たかったので良かったです。
ただし、6枚の絵で表現したシンデレラのストーリーなど見たことのない絵と出会えるのがポイントです。