(ネタバレとかなってしまうので、少し前の話になります)
あのSLAM DUNKが映画になったの!?
情弱なぼくは知りませんでした。
やたら、YouTubeでSLAM DUNKのアニメを期間限定で公開していると思ったら、そういうことでしたか。
それを知った当日に、仕事終わりに映画館へ立ち寄ってみました。
レイトショーなんて初めてなんですが、1400円で見れるんですね。
ポップコーンは麻薬なので買わない方が良かったです。こんな食べられるかと思ったのですが、上映終わって、明るい場所で中を見るとほぼ完食してました。
で、肝心の映画なんですけど、良かったです。
原作とは違って、宮城リョータをメインに山王との試合が描かれます。この試合の部分だけは単行本も持ってました。
原作の漫画を手がけた井上雄彦さんが監督まで手がけており、ああ、漫画家らしいなあという演出も。
まず、純粋に絵が良いです。
流れるようなパスワークから得点するような漫画ではできない実際にバスケットをしているようなシーン、そして時間を切り取ったり、止めてしまったような緩急の演出。
映画館ならではのキュッキュという床の音、ボールをついている音による、目の前でバスケをしているような臨場感も素晴らしいです。
シリアスで、ガチガチの試合の中で、桜木花道がいい感じで笑わせるようなことを言ってくれるのもよかったです。
正直、難を言えば、リョータの過去は面白くなかったこと、それへの締め方もなんかスッキリしないかなあと。
映画化するにあたって、ただ漫画をなぞるだけではなく、新しい要素を加えることで、新鮮さを出せるのには効果はあったんでしょうね。
というわけで、面白かったです。
ただ、SLAM DUNKの一部を描いだだけなので、同様の形でまだ映画化できそうなので、期待ですね。
仙道の視点のSLAM DUNKとか見たいなーと次を期待してしまいました。