It's time to move on, farewell SharpDX 😘 pic.twitter.com/8cAHFlhJgL
— Alexandre Mutel (@xoofx) 2019年3月30日
SharpDxというC#でDirectXを利用できるライブラリが開発・保守を終了しました。
リポジトリはReadOnlyとなっています。
技術的リーダーシップとコミュニティへの関与がなくなってしまったので引退されたようですね。
たまたま知ったのですが、職場でも使っていたライブラリですので、終わっちゃうの困るよ!というのが本音ですが、Twitterに寄せられているコメントのように「ありがとう」というしかないでしょう。
本来C++を使って苦労して書かなければならないライブラリをラップしてC#から簡単に呼びさせるように実装して無料で提供してくださっていたのですから。9年間も。
これがオープンソースソフトウェアというものなのだな、と痛感しました。
誰かの善意のおかげで無料で利用できるけど、いつサポート打ち切りなるのかわからない、と。
こうしたオープンソースソフトウェアのデメリットについては耳にはしたことがあったものの、直撃することは初めてだったので、それが身にしみました。
とはいえ、今のライブラリで十分要件は満たせていますし、オリジナルライセンス(MIT)を尊重するのであれば、フォークしていいよということです。
よって、フォークして俺がその心を引き継ぐ!ということも可能です。
実際にSharpDxのメンテナンス終了を受けて、下記のようなライブラリが登場してます。
GitHubのREADME.mdでもSharpDxが最近活動停止したことを受けて、最近の.netstandard2.0などをカバーするライブラリだよと書いてあります。
期待です。