JSTQBを取得しようと思い、本格的な勉強をするために以下の本を手に取りました。
そもそもJSTQBって
実は、JSQTBって間違ってたので、間違えないようにするために記しておきます。
各国のテスト技術者認定組織が参加しているISTQB(International Software Testing Qualifications)が存在し、そこで認定されている日本のテスト技術者認定組織です。
Japanese Software Testing Qualifications、略してJSTQBというわけです
JSTQB Foundationレベルの合格率
Foundationレベルについては合格率は回ごとに大きな変動があり、75%〜45%といったところ。
本書に記されている合格率は、低い時でも43.24%。これを高いか低いかは、人それぞれです。
ぼくとしては、
50%でしょ、と。1回落ちても、もう1回受ければ合格できる。2回受けてもダメなら、考え直した方がいい、と。
いったところです。
シラバス
本書に記載されていますが、本書だけではなくシラバスを使って学習することを推奨されています。
本書は2018年版のシラバスに準拠し、現在は2023年ですが、まだ2018年版なので、問題ないでしょう。
JSTQB認定テスト技術者資格-シラバス(学習事項)・用語集-
JSTQB Foundation Levelの印象
本書に登録されている問題を見る限りでは、言葉の定義を重視した問題の印象を受けました。
〇〇は〜〜である。
という選択肢に対して、〇〇の定義に〜〜が沿っているかが問われます。
歴史の年号や漢字の穴埋め問題とは違います。
これらを踏まえると、JSTQBを取得したからといって、テスト技術が上がるとは言い難いとは考えています。
要は、テスターとしてバグの検出率が高くなったり、関わっているプロダクトの品質が上がることに直結しないと。
品質保証についての言語化能力は上がるでしょう。
関係者への品質保証の説明能力や、同僚とのテスト戦略への共有知識としては役立つものだ、と。
というわけで、言語の定義について学んでいき、自身の定義に対する以前までの思い込みとのギャップを記していくのが主な内容になっていきます。