勢いに乗って、吉田直樹の日々赤裸々の2と3を買ってしまいました。
吉田直樹こと、吉Pの多忙ぶりと、MMORPGへの思いが語られています。
正直、買ってみて、衝動買いすぎて、もう少し考えて買うべきだったかなと思ってます。
ただ、学ぶことはありましたね。
もう8年もFF14を運営されていますが、アーキテクチャを大幅に変えることはできず、技術的に最先端よりは遅れている中で、開発者には開発してもらっている。
それに対する配慮なども書かれていました。MMORPGの地位の向上とそれに携わる人間の地位向上を訴えています。
この本の中で印象的だったエピソードがねぷた祭への参加。
チョコボやボムのねぷたを作ってもらい、吉Pが祭りに参加したそうなのです。
そんなことあったんだ!と思いました。
ここまで顔を出してして、ゲームをアピールする。これがプロデューサーの仕事だと思いました。
プロデューサーってどんな仕事というのを知るのに、これほどうってつけの本はないよなあと思います。
そこまでされているのですが、私は吉Pのことはあまり目にしてません。
私が吉Pの名前を目にしたのは、FF16の開発に着手しているという情報といつかのファミ通で今年の抱負を語っていたときくらいです。
札幌のロケットスタジオから契約社員としてドラクエオンラインをやるためにスクウェアエニックスに入られた方とはいえ、8年も海外を飛び回り露出をバンバンしているのに、知らない人は知らない。
顔を出すに越したことはないのだろうなあと思いました。