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読書感想「逆転のメソッド」で原晋監督の訴える男気

逆転のメソッド (祥伝社新書)

逆転のメソッド (祥伝社新書)

ここ最近、常勝街道を突き進む青学駅伝の監督である原晋監督による本です。

あまりに青学の駅伝は強すぎていて私は好きではなかったりします。

それでも、読み応えのある本でした。

選手時代と中国電力での営業時代での奮闘ぶりもありますが、やはり青山学院の監督になってからでしょう。

就任してからは、良くなってきている自信はあったものの、4年はなかなか結果が出せずにいたそうです。

目標管理

社会人のような目標管理を選手にも課しています。

選手に目標を提出させる。現実的などれくらいタイムを縮めるか目標設定できる選手は成長するようです。

例として山の神としてヒーローとなった神野大地選手の目標設定が紹介されていますが、明確でわかりやすいです。

1月2日にピークを持ってくることから体調管理、怪我防止、そして具体的なタイム。

社会人の私はなかなかこの目標設定と成果が出せないので、青山学院の選手の方が私より目標設定できてるのではないかと思います。

男気

キャプテンに必要なのは男気、などと文中には「男気」という言葉が何度も登場します。

男気というのは訴えかける情と言います。

ガキ大将的な気質。子分を従えるような強さと包容力を持った者ではないと、人を動かすリーダー役は務まらない。

人間の能力に大きな差はない。あるとすれば、熱意の差だ

理屈や理論も大切だが、最後は、情熱と行動力であるとのことです。