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読書感想「オブジェクト指向UIデザイン」

オブジェクト指向UIデザイン──使いやすいソフトウェアの原理 WEB+DB PRESS plus

オブジェクト指向UIとタスク指向UI

オブジェクト指向UI

  • 名詞 -> 動詞
  • まずオブジェクト選び、次にオブジェクトに対するアクションを選ぶ
  • ナビゲーションはオブジェクト(名詞系)を手がかりにするう
  • あらゆる情報システム、特に作業者による探索や創意工夫が期待されるものに通いて有効

タスク指向UI

  • 動詞 -> 名詞
  • まずタスク選び、次に引数としてオブジェクトやパラメーターを指定する
  • ナビゲーションはタスク(動詞系)を手がかりにする
  • オブジェクトを選択する必要がない場合や、定例の入力手続きだけを提供する場合

例として、お金を入れてから買いたい飲み物を選ぶ旧式の自販機をタスク思考UIとして挙げています。

オブジェクト指向UIの設計ステップ

  1. タスクの洗い出し
  2. <モデル>オブジェクトの抽出
  3. <インタラクション>ビューとナビゲーションの検討
  4. <プレゼンテーション>レイアウトパターンの適用

オブジェクトの抽出では、エンジニアの本で見るようなクラス図が登場します。

実際に本書では演習としてそのオブジェクトの抽出作業や、アプリケーションとして必要なタスクを考えるワークアウトが用意されています。