読書感想「パパラギ」

パパラギ

南海の酋長ツイアビさんが文明社会を見たことを書いています。

パパラギというのは、彼の言葉で白人を意味します。

19世紀の工業化されていく社会対して、石の壁の中に住んでいるとか、映画をにせものの人生と言ったり、お金や物質への執着を語っています。

そういう見方もあるかとも、正直、子供の屁理屈のようにも思えました。

とはいえ、南国は作物を育てなくても、ヤシの実がなり落ちてきて、太陽が燦々と照らしてくれる。そういった土地のようには暮らせないでしょうから。