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読書感想「生物はなぜ死ぬのか」

冒頭の、筆者が天文学者になりたかったという件が面白くて、

なぜかというと、何に有用かなんて聞かれない、からだそうです。

そして、この世には生きているものとそれ以外が存在します。水や大地は生きていない。我々は生きている。と。

天文学の話が最初になぜ出てくるかというと、この宇宙の始まりと、そして地球の始まり、そして生命の始まり、と原初の話をしていくからです。

おいおい、本題の答えは、というと、二つと解釈しました。

  1. 生物の生活空間には限りがあるため
  2. 生物の多様性を生み出すため

本書では特に後者について説明されています。氷河期や隕石落下などの生物の70,80%の絶滅が、他の生物をステージに上がるきっかけになった、と。