1日は1440分しかない
1日24時間は当たり前ですが、1分で出来ることはいくらでもあるので、1440分と考えることで時間を有効活用しようという本です。
これはとてもためになる本でした。
この本をきっかけに自分の定期的に行う作業にどれくらいかかるか計測してみました
- 朝晩の筋トレ ... 10分(5分*2)
- 朝昼晩の歯磨き ... 10分(3分*3)
- 朝の散歩 ... 30分
- 睡眠時間 ... 210分
- シャワーを浴びて終えるまで ... 20分
- 風呂に入って出るまで ... 30分
その1440分をいかに効率的に使うかが大事になってきます。
人の最も生産的なのは完全に目覚めてからの2時間が最も生産的で認知機能が高まるそうです。
この大事な時間にメールの返信や郵便物の仕分けといった些末なことに費やすべきではない、最も大事なことをすべきだとこの本では語っています。
日本の企業では朝といったら朝会やら会議ですよね。
メール
オフィスワーカーは1日当たり2.6時間をメールの読み書きに費やしているそうです。
このメールをいかに効率よく処理するかはオフィスワーカー共通の課題です。
この本では3210方式というのが紹介されています。朝・昼・晩だけのチェックとして、そのチェックを21分で受信箱のメールを0にする方法です。
メールは1日2、3回確認すれば十分ということです。
瞬時に4つのDに適用するというのもあります。今やる(Do)、人に任せる(Delegate)、あとでやる(Defer)、削除する(Delete)のいずれかの行動を取るというものです。
この本を読んでから、私は私用のiPhoneとiPadのメールアイコンをあまり目につかないところに移動させるようにしましたね。
そんな急な連絡はメールでは来ませんから。
外部委託
出来るだけ全てのものを外部委託するようにチャレンジするべきだそうです。ただし、以下は例外です。
- 自分にとっての楽しみであり、心身を癒やし回復させる過程で必要なもの
- 自分のこだわりとして、やり続けたいもの
- 自分でやるより外部委託する方が1時間以上余分に時間がかかるもの
一度しか触らない
例えば、使い終わった皿をテーブルから下げたら、そのまま流し台へ持っていき軽くすすいで食器洗浄機に入れるといったことです。
メールも一度読んで途中で止めて、もう一度読み直してということをせず、一度読んだら、そのまま返信なりアクションを起こす。
といったことで効率的に仕事を進めるのです。